売買重説 金銭の貸借の斡旋 ローン特約

2018年07月17日

 

こんにちは。(^^)/

午前中はアットホームさんと打ち合わせをしました。

『ファクトシート』という物件の図面配布をお願いするためです。

アットホームさんは全国に営業所があり、その地域の不動産業者を1件1件回って『ファクトシート』を届けてくれます。(アットホームに加盟している不動産業者に)

皆さまも不動産屋に行った際、ファクトシートをご覧になっていると思いますよ。(^^)/ ※不動産業者間ではファクトシートを『マイソク』と呼んでいます。

 

本日は、不動産を購入する際、重要事項説明書に記載されている『金銭の貸借の斡旋』についてお話します。

 

 不動産(マイホーム)を購入するとき、不動産業者から銀行等の金融機関(住宅ローン)を紹介(斡旋)されることが多いと思います。

その場合、不動産業者は売買契約締結前に、買主に対して融資内容・融資条件・融資否認(否決)の際の措置を必ず説明しなければなりません。

 万一契約締結後に、買主のローンが通らず、売主に売買代金を支払えないと契約違反となり違約金が発生してしまいます。そのような返済不能トラブルとならないことを目的としています。

 

不動産業者が斡旋するローンについては、重要事項の説明にあたって買主に以下の内容を説明します。

■説明事項

・融資取扱金融機関

・融資額

・融資期間

・利率

・返済方法

・保証料、事務手数料

・金銭の貸借が成立しないときの措置

 

※金銭の貸借が成立しない場合(融資が減額された場合も含む)の措置については、一般的に買主に無償の契約解除権を認める旨を、契約上、特約で定めます。『売主は受領済みの金員を全額無利息にて返還する』といった文言を入れます。このような特約を通常『ローン特約』または『融資利用の特約』と呼んでいます。

 

■買主の自主ローンの取扱い

買主が自己の取引先金融機関から融資を受け、資金調達するものを『買主の自主ローン』といいます。この買主の自主ローンについては、原則として説明の対象ではありません。しかし、買主の希望があれば、『ローン特約』の対象とすることもできます。

 

売買契約書にはこのような条文が記載されています。

(融資利用の場合)

 買主は、この契約締結後すみやかに、標記の融資のために必要な書類を揃え、その申込手続きをしなければならない。

  2 標記の融資未承認の場合の契約解除期限までに、前項の融資の全部又は一部について承認を得られないとき、又、金融機関の審査中に標記の融資未承認の場合の契約解除期限が経過した場合には、本売買契約は自動的に解除となる。

  3 前項によってこの契約が解除された場合、売主は、受領済の金員を無利息で遅滞なく買主に返還しなければならない。同時に本物件の売買を媒介した宅地建物取引業者も受領済の報酬をそれぞれ売主・買主に無利息にて返還しなければならない。

  4 買主自主ローンの場合、買主は、融資利用に必要な書類を標記までに金融機関等に提出し、その提出書類の写しを売主に提出しなければならない。買主が、必要な手続きをせず提出期限が経過し、売主が必要な催告をしたのち標記の融資未承認の場合の契約解除期限が過ぎた場合、あるいは故意に虚偽の証明書等を提出した結果、融資の全部又は一部について承認を得られなかった場合には、第2項の規定は適用されないものとする。

 

融資利用(ローン特約)の期限は、売買契約締結日から2週間~1ケ月の間で定めます。

重要事項説明書と売買契約書に記載された金融機関のローンが否決された場合、ローン特約を定めれば、違約金の発生なし、支払った手付金も買主に全額戻ります。